タウリンってどんなサプリ?
タウリンは、エナジードリンクや肝臓サポートのサプリでよく目にする成分です。
「疲れを取る」「肝臓に良い」といったキャッチコピーで売られることが多く、名前だけは知っている方も多いでしょう。
ただし、クレアチンやプロテインのように、国際的な学会で推奨される“筋トレ必須サプリ”ではありません。
科学的研究はあるものの、筋肥大や筋力アップに直結する強いエビデンスは少なく、あくまで肝機能や疲労感のサポートが主な用途です。
10年前、肝臓の数値が少し高かった
今から10年ほど前、健康診断でALTとASTの値が40〜50台、1度だけ80前後に上がったことがありました。
γ-GTPは常に正常で、お酒の影響ではないと考えられます。
当時は筋トレをしており、複数のサプリを摂取していました。
筋分解による一時的な数値上昇か、サプリの影響かと思い、いくつかをやめながら血液検査を繰り返しましたが、なかなか改善せず。
タウリンとオルニチンを試してみたら…
原因が分からないまま、最後に試したのがタウリンとオルニチンの組み合わせです。
すると、ALT・ASTが25〜30程度まで下がり、ギリギリながらA判定に入りました。
その後はコスト面からタウリンだけを継続。
ここ数年はほぼA判定で、たまにB判定になることもありますが、それも**30をほんの少し超える程度(30〜31くらい)**で、「これでB!?」と思ったくらいの微差です。
タウリンの科学的根拠
タウリンはアミノ酸の一種で、体内でも合成されますが、食品(特に魚介類)やサプリからも摂取できます。
研究では、以下のような作用が報告されています。
肝機能改善(ALT・AST低下)
抗酸化作用
心血管系の保護
持久力の向上(限定的)
特に肝障害や脂肪肝の患者を対象にした試験では、数値改善の報告が複数あります。
ただし、効果が出た試験では2〜3g以上の高用量が使われることも多く、市販サプリに含まれる量では実感が薄い可能性もあります。
また、すべての人に効果があるわけではありません。
私の結論
タウリンはクレアチンやプロテインのように“全員に推奨できる王道サプリ”ではありません。
しかし、私のケースでは肝臓の数値改善とタイミングが重なり、少なくとも補助的な役割を果たしてくれた可能性があります。
肝臓の数値が少し高めで、生活習慣の見直しをしても改善が見られない方は、一度試してみる価値があるかもしれません。
ただし、サプリはあくまで補助。
本質的な改善は、食事や生活習慣(私の場合は「4毒抜き」)が土台になると考えています。
まとめ
・タウリンは肝機能サポートや疲労感軽減の研究があるが、必須サプリではない
・効果を実感できるかは人それぞれ
・私の場合は、肝臓の数値(ALT・AST)がA判定まで改善した経験がある
・サプリに頼る前に、まずは生活習慣の見直しが基本
本記事は個人の体験談であり医療的助言ではありません。サプリの使用や検査値の解釈は必ず医療専門家にご相談ください。
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