「4毒抜き」で一番つらかったのは“甘いもの”だった話|依存の怖さと1年後の変化

私はここ数年、「4毒」(小麦・甘いもの・植物性油・乳製品)をできる限り抜く生活を続けています。
健康のために始めたこの習慣ですが、その中でどうしても一番きつかったのが——「甘いもの」でした。

小麦や乳製品は、意外とすんなりやめられた

小麦に関しては、ラーメンが食べられなくなったのがちょっと寂しいくらいで、それ以外は特に苦労しませんでした。
植物性の油や乳製品も、「ないならないで別に困らないな」という感じで、思ったほど負担にはなりませんでした。

でも甘いものだけは…

本当にきつかったのは、やっぱり「甘いもの」。
どうしてもやめられず、1年間くらいはずっと欲しくてたまりませんでした。

その間、頭の中では何度も“言い訳”が生まれてきます。

「冷凍ブルーベリーなら自然のものだし、ちょっとくらい…」

「さつまいもは野菜でしょ、むしろ体にいいんじゃ…?」

「筋トレ中のEAAは甘くても、まあ特別枠ってことで…」


こんなふうにごまかしては、チビチビと口にしてしまう日々が続きました。

ある日、思い切って「完全ゼロ」に

でもある時、「このままでは一生やめられない」と感じ、思い切って完全にゼロにしました。
“少しずつ減らす”のではなく、“ピタッと断つ”。

それからは、最初こそ辛かったものの、不思議と心が落ち着いてきて——
気づけば、「甘いものが欲しい」という感覚そのものがなくなっていたんです。

タバコと同じで、欲しくなくなる日は来る

これは、昔タバコをやめたときの感覚にとても似ていました。
依存していたものを断ち切った時って、最初はしんどいけれど、一定期間を超えると「もういらないな」と思える日が来る。

甘いものも、まさにそれでした。

甘いものの依存性、恐るべし

今ならわかるのですが、当時の「食べたい!」という感覚は、自分の意思というより、
体が勝手に欲しがっているような状態だったと思います。

それくらい、甘いものには強い依存性があると感じました。

もし今、やめたいのにやめられない…という方がいたら、
「そういう時期もあるよな」と思ってもらえたら嬉しいです。

僕自身も、なかなかやめきれずにあれこれ理由をつけて食べていた時期がありました。
でもあるとき、思い切って断ってみたことで、少しずつ気持ちが変わっていきました。

“欲しくなくなる日”は、ちゃんとやってきます。
今はそう実感しています。

補足:プロテインは乳製品に入るのか?

私は筋トレをしているので、日常的にホエイプロテインを摂っています。
もちろんこれは牛乳由来なので、「乳製品」に入るはずですが…

でも、「ホエイ」という成分だけを使っているし、トレーニーとして必要なたんぱく質をリアルフードだけでまかなうのは正直かなり厳しい。

やっぱり、これも乳製品だからダメなんでしょうか?
正直なところ、よくわかりません。

まとめ

「4毒」の中で、私にとって本当に手強かったのは甘いものでした。
何度も言い訳してはチビチビ食べてしまう日々。
でも、思い切ってピタッとやめてみたら、ちゃんと「欲しくなくなる日」はやってきます。

依存の怖さと、それを乗り越えたときの心の変化。
実際にやってみて初めて、「ああ、こういうことか」と気づけた部分がたくさんありました。

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