【体験談】４毒抜きを続けて1年半——体と心が少しずつ整っていく感覚

はじめに：続けるうちに、体調の安定を実感

「小麦・甘いもの・植物油・乳製品」を抜く“４毒抜き”を始めて、気づけば1年半。
最初は「続けられるのかな？」という不安もありましたが、今では体調が整ってきたのを実感しています。
体も心も、ゆっくりと確実に変わっていく——そんな1年半でした。

まず一番大きな変化は、花粉症の劇的な改善です。
これまで毎年、マスクと薬が手放せなかったのですが、今年はマスクなしでもほとんど症状が出ません。

たまに「少しムズムズするな」と感じる日もありますが、薬も飲まず、外出時もマスクなしで過ごせています。
あの頃を思うと、“春という季節を普通に味わえる喜び”を感じるようになりました。

４毒抜きを続けて感じるのは、心が穏やかになったことです。
仕事や家庭でトラブルが起きたときも、以前より冷静に対応できるようになりました。

「怒らなくなった」というよりも、感情の起伏が少なくなったという表現が近いです。
理不尽なことがあっても一呼吸おけるようになり、以前よりも落ち着いて判断できるようになりました。

砂糖や小麦を抜いたことで、血糖値の乱高下が減り、結果的にメンタルの安定につながっているのだと思います。

４毒抜きを始めてから、明らかに疲れにくくなりました。
筋トレのボリュームを少し増やしても、以前より回復が早く、疲労が残りにくいと感じます。

オーバーリーチング（過剰な疲労状態）も起きにくくなり、筋肉痛が長引くことも減りました。
体の炎症が減ったのか、回復力そのものが底上げされた感覚があります。

ここ1年半、自分が風邪を引いていないという小さな変化もあります。
以前は家族の誰かが風邪を引くと、ほぼ確実に感染していました。

ところがこの1年半の間に、家族が3回ほど風邪をひいたものの、私はどのときもうつらずに過ごせました。
まだ期間は短いですが、少なくとも今のところは1年半間、風邪知らずです。

体の抵抗力が高まっているのかもしれません。

お菓子好きだった私ですが、４毒抜きを続けていくうちに自然と間食が減りました。
人工的な甘さや油っぽさに敏感になり、食べたいと思わなくなったのです。

唯一食べるのは「無添加のお煎餅」くらい。
結果的にカロリー摂取量が減り、体重の増減が安定しました。

以前は少し太ると“プチ減量”をしていましたが、今ではその必要もほとんどなくなりました。
**「無理なく太りにくい体質」**に近づいていると感じます。

４毒抜きを1年半続けて分かったのは、「健康は何かを足すより、まず“引く”ことから始まる」ということ。

どれも劇的な変化ではありませんが、少しずつ確実に体と心が整っていく実感があります。
これからも、焦らずゆるやかに続けていきたいと思います。